キャッシングは全く使えない!債務整理ってどのような状態になるのか
多重債務になり、キャッシングの返済が苦しくなって、債務整理を、弁護士に依頼するという人が増えています。計画的な使い方を怠ってしまった結果の1つです。
よく債務整理をすると、キャッシングが使えなくなるということを聞きますが、決してそんなことはありません。キャッシングと債務整理についてみてみましょう。
債務整理と一言で言いますが、実は、特定調停、任意整理、民事再生、自己破産という4種類に分かれます。この中で、キャッシングが使えなくなるのは、自己破産です。正確には契約できなくなります。
自己破産というのは、キャッシングの借りすぎが原因で、「返済できる見込みがない」と裁判所から判断されたという人の債務整理の方法です。この方法だと、すべての借金はゼロになり、借金地獄から開放されるのですが、もちろん、なくしてしまうものもあります。それが、キャッシング、つまり、信用です。
自己破産を弁護士に依頼すると、まず、クレジットカードなどはすべて没収されます。その代わり、返済の催促などが、完全に来なくなります。そして、自己破産が決定されると、消費者金融業者は、その破産者をリストに入れ管理します。それが、有名なブラックリストです。
ブラックリストに登録されると、以後、7年は、キャッシングを申し込むことは出来ません。この7年間は、完全にキャッシングから切り離されて生活していくことになります。つまり、新しい生活のチャンスが与えられたということです。しかし、決して、門出ではありません。